グーグル、インテルでも実践されたマインドフルネスで得られる驚きの効果とは

「マインドフルネス」は
グーグルやインテルなどの大企業でも社員研修に取入れられ話題となったためご存知の方も多いと思います。
元々、東洋の座禅をアメリカの研究者が集中力を高めるトレーニングとして提案した瞑想の技術で、「今この瞬間に意識して注意を向けること」なのだそうです。

マインドフルネスには集中力の増加やストレスの抑制、免疫力の向上、幸福度の向上など様々な効果があるといいます。

このマインドフルネスによって、脳の構造さえも変わることを証明したのが
元パスツール研究所分子生物学者であり、現在はチベット仏教を30年以上学び修行を実践したチベット仏教僧であるマチュー・リシャール氏です。

彼はグラフを提示し、現在の消費が地球の限界のいくつかを大幅に超えていて、“このままでは2050年には地球上の全ての種のうち30%が滅ぶ”といいます。
これを解決するのは、“他人をもっと大事にすること”
つまり“思いやりを持つこと”・“愛他性”であるといいます。
そしてマインドフルネス・瞑想で訓練し脳の構造を変化させることにより、この思いやりを持つことができるのだそうです。

実際に彼がMRIに120時間入って行った調査によれば
瞑想訓練をしている人とそうでない人とでは脳の構造・機能に差異が見られ、
その脳の構造的変化は“4週間1日20分思いやりとマインドフルネスの瞑想をするだけで起きる”とのこと。

そして、このような訓練は就学前の4・5歳の子供にも可能なのだそうです。

事前にそれぞれの子供の好きな子・好きでない子・知名度の低い子・病気の子を調べておき、そして子供達にステッカーを配ってもらうという「ステッカーテスト」を実施したところ、“訓練前には大半のステッカーを好きな子にあげていた”のが、“週3回20分の訓練後には差別をしなくなり、仲の良い子にもそうでない子にも同数のステッカーをあげていた”ということです。

リシャール氏は言います。
“学校では競争的学習ではなく協同学習を”
“生きとし生けるものは 世界に共に暮らす仲間です”
と。

ひとりひとりが意識して変化をし、大切な仲間たちとともに、創造的な「協同」生活していきたいですね!

出典:
TED マチュー・リシャール 「愛他性に導かれる生き方」