起業家的生き方~小さな一歩にすべてがついてくる~

何かをしようするとき、人はよく
才能がないから出来ない、お金がないから無理、時間がないからダメだと
自分にないものをたくさん挙げて
それをできない理由にすることがあります。

KIVAの創立者ジェシカ・ジャクリー氏はある一つの印象的なストーリーを紹介し
起業家的生き方について語ります。

ジャクリー氏がウガンダで出会ったパトリックという人物は
幼いころ反乱軍に村を襲われ、すべてを捨て幼い弟だけを連れてムバレ付近へと逃げました。
家も食料もなく、靴さえも履いていなかったそうです。
両親も住むところもない絶望的な状況でも
自分がすべてを変えると決めて何とか生き延びていたある日
“雷に打たれたような、新しいアイデアのひらめき”がやってきて
地面を掘り始めたのだそうです。

そうして出てきた粘土から彼は煉瓦を作りました。
“最初の煉瓦は粗悪で崩れやすく、形も整っていませんでしたが、次第に上達し、なんとか売り物になるくらいに”なったとのこと。

それを売り続けて今度は木製の型を買えるお金が出来て
その型で作ったレンガは少し高い値段で売れるようになりました。
今度はそのお金で窯を造りマッチを買って
さらに“煉瓦を少し高く売ることができ”、シャベルやコテを手に入れ
“まもなく充分な収入を得てまずは弟を、それからご近所さんを、そして従業員を雇うことができるようになりました。”ということです。

ジャクリー氏は
野心のある起業家でさえ
ときに何を持っていないかにこだわり、立ち往生してしまうのを何度も目にしてきたそうです。

彼女は言います。
“彼らの言うことを注意深く耳を傾けて、とても残念なのは、自分の外側や内部に成功するために必要な要素が不足していると信じ込んでいるように思えてしまうことです。それは間違った考えだと、私は思います。”と。

そして
“前進することのみが、成功するための要素”だと言います。

パトリックのように
周りをながめてみて、チャンスを見つける。
そして“持っていないもの、不足しているもの、失ったものに捉われずに、自分で作り出せばよいのです。“と。

「ないもの」を数え出したら、いつまでも終わりがありません。
人間の思考のクセの一つなのでしょうが
「ないもの」が「たくさんある」って、よく考えるとなんだか奇妙ですね。

今いる場所からどんな小さな一歩でも足を出して
前に進んでいくことを選択し続けていきたいですね。

出展:
「才能がない」「時間がない」を言い訳にするな–成功者は自分にないものとどう向き合うか ログミー