全ての人に転機はおとずれる。ミラーニューロンとは!?

ロベルト・ダンジェロ&フランチェスカ・フェデリ夫妻の息子マリオくんは、
生後10日で脳の右側に脳卒中が見つかり、左半身の自由が利かない可能性がありました。
この一連の経験から得られた学びを、2人はTEDのステージで語りはじめます。

夫妻にとって、マリオ君の病気ははじめはとても受け入れ難いことで
“「何故 これが私たちの身に?」 「何がいけなかったのか?」 とか
「マリオの人生への影響は?」 「彼は働けるのだろうか?」 「障害は治るのか?」
「この子が親より優れた人間に なれないのは何故か?」“
といった数えきれない疑問が浮かんだそうです。

そして“自分たちが 失敗をしたように感じていると気づいた”といいます。

そこで夫妻はすぐさま生活を変え
リハビリに“ミラーニューロン”の考えを取入れました。

ミラーニューロンとは
「相手が何かをするのを見ていると、自分は何もしなくても相手が行動したときに活発化する脳の部分と同じ部分が自分の脳でも活発化する」という、いわば「鏡のような神経」のことだそうです。

そんなある日のこと。
夫妻は
“息子が見ているのは私たちの手ではなく、私たちの全てだ”ということに気づきました。
“親のすべてが彼にとってのミラーなんだ”と。

つまり、夫妻が息子さんを息子さんとしてでなく、「問題」として捉え落ち込んでいるその姿を見せていてはまずいのだと気づいたのです。

その日から夫妻は変わり
“もう息子を問題扱いするのは止めて成長の機会と見る”ことにしたのだそうです。
そして“マリオ君を連れて、自分たちが見せられる最高のものを見せてやることにした”のです。

マリオ君はプレゼンの最後にお母さんに手を引かれ、左半身の不自由もない様子で
ステージ上で話すお父さんに元気に駆けよります。

夫妻はこの日、大観衆のスタンディングオベーションの中
最高のミラーをマリオ君に見せられたのです。

彼らがこの経験から出した答えは
“自らが授かったものを見つめ直すこと
授からなかったものばかりに目を向けるのではなく
授からなかったことをチャンスと捉えること“

今までたくさんの劣等感に苦しんできた私には
この言葉がとても心に響きます。
いつもないものに目を向けるのではなく
自分が持つことができた資質や特徴を見つめ直し
それを最大限活かして
道を切り開いていきたいですね!!

出典:
TED ロベルト・ダンジェロ+ フランチェスカ・フェデリ
「我が子の病気から学んだ人生の教訓」