もう緊張なんてコワくない!わずか2分、社会心理学者が実証したテクニック

普段、人は周りの人のボディランゲージ・非言語行動から色々なことを推測したり判断したりしています。
自信がありそうだなとか、力強そうだなとか、落ち込んでいそうだな、など。

さてこのボディランゲージは他ならぬ自分自身の心にはどんな影響を与えるのでしょうか?

社会心理学者であるエイミー・カディ氏は
テストステロンとコルチゾールの2つのホルモンを指標としたある実験を行います。

テストステロンは力強さと支配性のホルモン
コルチゾールはストレスのホルモンですが
“力強く有能なリーダーはテストステロンが多くコルチゾールが少ない”のだそうです。

実験は初めに被験者の唾液を採取し、
それぞれ
力強いポーズ(体を広げるようなポーズ)か
無力なポーズ(縮こまって体を小さくしたポーズ)を2分間してもらい
その後また唾液を採取するというものです。

結果はどうなったか?

テストステロンについては
“実験前の値を基準として、力強いポーズの人たちは20%増加し、力の弱いポーズの人は10%減少”
し、
コルチゾールについては
“力強いポーズの人で25%の減少、力の弱いポーズでは15%増加”したとのこと。

たった2分間のポーズが“ホルモンの変化をもたらし、脳の状態を変え”
自信のある状態、もしくは落ち込んだ状態をもたらしたのです。

カディ氏がみんなに
“体が心に、心が行動に、行動が結果に影響を及ぼす”という話をすると
「フリをしているみたいだ」と言われるそうです。
そんな風にしても「自分はここにいるべき人間じゃない」と感じるだけだと。

自身も同様の思いを抱いた経験があるカディ氏は、
大学でのとあるスピーチを前にして恐れのあまり辞めようとしたときに
恩師から言われた言葉を紹介します。

“「あなたは辞めない。私はあなたに賭けたんだからいてもらう。 あなたはここにいてやるべきことをやるの。できてるフリをしなさい。やるように言われた講演をすべてこなし、ひたすらやり続け、怖かろうが脚がすくもうが 体外離脱を体験しようが、こう思えるようになるまで続けるのよ “ああ、やれている!本物になったんだ! ちゃんとやっている”」“

カディ氏は言います。

“できるまでフリをしなさい”

“必要なのは自分の体と1人になれる2分間だけ。それが人生を大きく変える”と。

たった2分間のポーズが脳と心を変える。
はじめはできている力強いフリでいいんだと思ったら、なんだか気が楽になりますね。
どんな場面でも自分らしさを堂々と出していきたいですね!!

出典:
TED エイミー・カディ「ボディランゲージが人を作る」